
相手は毎回ちがうのに、気づけばいつも同じような理由で恋が終わってしまう。そんなふうに感じて、「私のどこが悪いんだろう」と落ちこんでいる人もいるでしょう。
恋愛で同じ失敗を繰り返すのは、めずらしいことではありません。この記事では、まず同じ失敗が起きる理由と、よくあるパターンの例を紹介します。そのうえで、自分のパターンを見つける書き出しワークの手順と、見直し方をまとめました。後半では、占いで自分の恋愛のくせを見るポイントも取り上げます。
恋愛で同じ失敗を繰り返すのはなぜ?
同じ失敗を繰り返すいちばんの理由は、自分の「くせ」に気づきにくいことです。人は、なじみのある行動や考え方を、知らないうちにくり返します。恋愛でも、相手を選ぶ基準や、不安になったときの動き方には、その人なりのくせがあります。
たとえば、さみしさから早く関係を決めたくなる人は、相手のことをよく知る前に付き合いはじめがちです。相手に嫌われるのがこわい人は、言いたいことをがまんして、あとで一度に不満が出てしまうことがあります。どちらも、本人は「今回の相手がたまたま合わなかった」と考えやすいです。
くせそのものは、悪いものとはかぎりません。相手に合わせられるのはやさしさでもありますし、すぐに好きになれるのは素直さでもあります。問題になるのは、そのくせが自分を苦しめる方向に出てしまうときです。くせをなくすより、出すタイミングや量を調整するつもりで考えるとよいでしょう。
もうひとつの理由は、別れたあとのふり返りが「相手が悪かった」か「私が全部悪かった」のどちらかにかたよりやすいことです。どちらのふり返りでも、次に何を変えればいいかが見えてきません。何が起きて、自分はどう動いたのかを、責めずに書き出すことから始めましょう。
よくある失敗パターンの例

恋愛の失敗パターンは人によってちがいますが、よく見られるものがあります。自分に近いものがないか、表で確かめてみてください。
| パターン | 起きやすいこと | 見直しのヒント |
|---|---|---|
| 尽くしすぎる | 相手に合わせすぎて疲れ、最後は大事にされていないと感じる | 自分の予定や好きなことを手放さない |
| 追いかけすぎる | 連絡の返事を待ちすぎて、不安から何度も連絡してしまう | 返事を待つあいだにやることを決めておく |
| 言いたいことをがまんする | 不満がたまって、ある日いっきに爆発する | 小さいうちに一言で伝える練習をする |
| 付き合うまでが早い | 付き合ってから価値観のちがいに気づく | 付き合う前に何度か会って話す |
| 同じタイプの相手を選ぶ | 毎回似た理由で傷つく | 好きになる理由を書き出してみる |
| 試すような行動をとる | わざと連絡を返さないなどして、相手が離れていく | 不安は言葉でそのまま伝える |
いくつか当てはまっても、気にしすぎなくて大丈夫です。パターンがわかれば、次にどこで立ち止まればいいかが見えてきます。
なかには、相手から暴力をふるわれる、強い言葉で責められる、という恋愛を何度もくり返してしまう人もいます。その場合は、自分を責めるより先に、安全を確保することを考えましょう。DV相談+(0120-279-889、24時間受付)などの公的な相談窓口では、電話で相談ができます。
自分のパターンを見つける書き出しワーク

自分のくせは、頭の中だけで考えてもなかなか見えてきません。紙やスマホのメモに書き出して、目で見て比べるのがおススメです。次の手順で進めてみましょう。
- 過去の恋愛を並べる:付き合った人や、好きだった人を2〜3人書き出す
- 始まり方を書く:どうやって出会い、どのくらいで付き合ったかを書く
- 好きになった理由を書く:相手のどこにひかれたかを、思いつくだけ書く
- うまくいかなくなったきっかけを書く:すれ違いが始まった出来事を1つ書く
- そのとき自分がしたことを書く:不安になったとき、どう動いたかを書く
- 終わり方を書く:どちらから、どんな理由で終わったかを書く
- 共通点に印をつける:何人分かを見比べて、似ているところに丸をつける
書くときは、相手を責める言葉や、自分を責める言葉はできるだけ使わないようにしましょう。「連絡が減った。私は1日に何度もメッセージを送った」のように、出来事と自分の行動だけを書くのがコツです。
共通点が見つかったら、それがあなたの恋愛のパターンかもしれません。たとえば「出会って2週間で付き合っている」「不安になると連絡を増やしている」などです。1つ見つかれば十分です。全部を一度に直そうとしなくて大丈夫です。
書き出しているうちに、つらい気持ちがよみがえることもあります。苦しくなったら、いったん手を止めて休みましょう。別れたばかりで気持ちが落ち着かないときは、失恋から立ち直る方法を先に読んでおくのもおススメです。
パターンを見直す方法

パターンが見えてきたら、次は少しずつ行動を変えていきます。大きく変えようとするより、「いつもの動きをする前に1回立ち止まる」ことから始めると続けやすいです。
立ち止まる合図を決めておく
自分のパターンが出やすい場面を、前もって決めておきましょう。たとえば「返事が来なくて不安になったら、30分は何も送らない」「付き合おうと言われたら、その場では返事をしない」などです。合図を決めておくと、いつもの動きに気づきやすくなります。
好きになる理由を見直す
毎回似たタイプの相手を選んで同じように傷つくなら、好きになる理由を見直してみましょう。「ちょっと冷たいところがいい」「放っておけない感じがする」など、ひかれる理由が、つらさの原因とつながっていることがあります。次に気になる人ができたら、その人が自分を大切にしてくれるかどうかも見てみてください。
気持ちを伝える練習をする
がまんしてため込むパターンの人は、小さな不満を短く伝える練習をしてみましょう。「〇〇されると、私はさみしく感じる」のように、自分の気持ちを主語にして話すと、相手を責める言い方になりにくいです。最初は、ちょっとしたお願いから始めると気持ちが楽です。「次は駅まで迎えに来てくれるとうれしい」くらいの軽いことで十分です。
反対に、不安になると相手を試してしまう人は、試す前に「不安になっている」とそのまま言葉にしてみてください。わかりにくいサインを出すより、相手も受け取りやすくなります。
ひとりの時間を大切にする
恋愛が生活の中心になると、相手の反応ひとつで気持ちがゆれやすくなります。仕事や趣味、友達との時間を続けておくと、恋愛でつまずいても立て直しやすいです。なかなか恋人ができないと悩んでいる人は、彼氏ができない理由と対策もあわせて読んでみてください。
すぐに変われなくても大丈夫です。立ち止まれた回数を数えていくと、少しずつ変化が見えてきます。
占いで見るポイント
占いでは、生まれたときの星の配置から、恋愛でのくせや好みを考えることがあります。自分のパターンを見直すときの、もうひとつの手がかりとして使ってみましょう。
西洋占星術では、恋愛の好みや愛し方は金星の星座に表れると言われています。自分の金星の星座は、金星星座の調べ方で確認できます。気持ちが不安定になったときの反応は、月の星座に表れるという考え方もあります。月星座の記事も参考にしてください。
占い師に相談するときは、「同じ失敗を繰り返してしまう」とだけ伝えるより、具体的なパターンを話すほうが答えも具体的になります。「不安になると連絡を増やしてしまう」「付き合うまでが早い」など、書き出しワークで見つけたことをそのまま伝えてみましょう。
占いの結果で「だから私はこういう恋愛しかできない」と決めつける必要はありません。「こういう傾向があるなら、ここで気をつけよう」と、見直しのヒントにするのがおススメです。
占い師に相談してみたい人へ
同じ失敗を繰り返していると、友達にも「またその話?」と思われそうで、相談しにくくなることがあります。自分ひとりで考えていると、どうしても自分を責める方向に考えが進みがちです。
占い師への相談では、生年月日などから見た恋愛の傾向を聞きながら、自分のパターンを一緒に整理できます。書き出しワークのメモを手元に置いて話すと、相談の中身が具体的になります。
よくある質問
いつも同じタイプの人を好きになるのはなぜ?
なじみのある雰囲気や、自分が安心できると感じる相手に、ひかれやすいからだと考えられます。そのタイプが自分を大切にしてくれる人なら問題ありません。毎回傷つく相手を選んでいるなら、好きになる理由を書き出してみましょう。
書き出しワークは何人分やればいい?
2〜3人分あれば、共通点が見えやすくなります。付き合った経験が少ない場合は、好きだった人や、気になった人を書いても大丈夫です。
パターンに気づいたのに、また同じことをしてしまう
くせはすぐには変わらないので、落ちこまなくて大丈夫です。気づけたこと自体が一歩前進です。次は「立ち止まる合図」を1つだけ決めて、試してみましょう。
自分を責めてしまってつらいときは?
ワークはいったん休んで、よく眠ることやご飯を食べることを優先しましょう。つらい気持ちが長く続くときは、医療機関や公的な相談窓口に相談するのもひとつの方法です。
占いで恋愛のくせはわかる?
占いでわかるのは、生年月日などから見た傾向です。実際のくせは、過去の恋愛を書き出したほうがはっきり見えてきます。占いの結果と書き出したメモを並べて、似ているところを探してみましょう。
まとめ
恋愛で同じ失敗を繰り返すのは、自分のくせに気づきにくいからです。過去の恋愛を書き出して共通点を探すと、自分のパターンが見えてきます。
パターンがわかったら、いつもの動きをする前に1回立ち止まることから始めましょう。占いは、自分の恋愛の傾向を知るヒントとして使うのがおススメです。


