
おみくじを引いて、大吉や吉の文字を見たあとのことです。その下に並ぶ「縁談」「待ち人」「相場」などの項目を読んで、意味がよくわからなかった経験はありませんか。とくに恋愛中の人は、恋愛と縁談のどちらを見ればいいのか迷いやすいです。
この記事では、おみくじの縁談とは何を指すのかを最初に説明します。そのあとで、おみくじによく書かれている項目の意味を一覧にまとめました。恋愛の悩みがあるときの読み方や、和歌が書いてあるときの読み方もあわせて紹介します。
なお、おみくじの項目や言葉づかいは神社・お寺によって違います。この記事では一般的な読み方を紹介するので、手元のおみくじの文章とあわせて読んでください。
おみくじの「縁談」とは結婚につながるご縁のこと
おみくじの縁談は、結婚につながる話やご縁について書かれた項目です。お見合いや紹介だけでなく、今の恋人との結婚話や、結婚を前提にした出会いも含めて読んでよいでしょう。
一方で「恋愛」の項目は、好きな人との関係や、付き合っている人との日々のことを指すことが多いようです。恋愛と縁談の両方が書かれているおみくじなら、今の気持ちのことは恋愛、結婚の話は縁談と分けて読むとわかりやすいでしょう。
縁談の欄には「急がずに進めよ」「人のすすめに従え」のように、進め方の助言が書かれていることがあります。良い・悪いだけを見るより、どう動くとよいかが書かれていないかを探しましょう。
おみくじに書いてある項目の意味一覧
神社本庁の「おみくじ」のページでは、おみくじの内容が説明されています。吉凶のほかに、金運・恋愛・失物・旅行・待ち人・健康など、生活全般の導きが示されているそうです。種類や工夫は神社ごとに違うとも書かれています。
よく見かける項目と、その一般的な意味を表にしました。
| 項目 | 一般的な意味 |
|---|---|
| 願望(願い事) | 今かなえたいと思っていることの見通し |
| 待ち人 | 自分のところに来てほしい人や、自分を助けてくれる人 |
| 失せ物 | なくした物が見つかるかどうか |
| 旅行 | 旅や遠出をするときの注意 |
| 商売 | 仕事や取引、お店の売り上げのこと |
| 学問 | 勉強や試験、資格のこと |
| 相場 | 物の値段の動きや、売り買いのこと |
| 争事 | ケンカやもめごと、裁判などの争いのこと |
| 恋愛 | 好きな人や恋人との関係のこと |
| 縁談 | 結婚につながる話やご縁のこと |
| 転居 | 引っ越しや住まいを変えること |
| 出産 | 妊娠や出産のこと |
| 病気 | 体の調子や、病気の治り方のこと |
項目の名前や数は、おみくじによってかなり違います。たとえば東京都港区の愛宕神社の公式サイトには、おみくじのページを例に見てみましょう。そこでは願い事・待ち人・失し物・旅行・ビジネス・学問・争い事・恋愛・縁談・転居・病気の11項目が並んでいます。「商売」が「ビジネス」になっているように、同じ意味でも書き方が変わることがあるので、言葉の雰囲気から読み取りましょう。
恋愛・縁談・待ち人の読み方

待ち人は恋人に限らない
待ち人という言葉から、恋人や好きな人を思い浮かべる人は多いです。ただ、待ち人は恋愛の相手だけを指すとは限りません。仕事で助けてくれる人や、人生の方向を変えるきっかけをくれる人も含めて読むのが一般的です。
「来る」「来たらず」「遅く来る」などと書かれていても、日付まではわかりません。「遅く来る」なら、焦らずに人と会う機会を続けるようにという助言として受け取りましょう。
恋愛と縁談の結果がちがうとき
恋愛は良いのに縁談は「待て」と書かれているなど、結果がちがうこともあります。この場合は、今の関係を大切にしながら、結婚の話は時期を見て進める、と読むと自然です。片思い中の人は恋愛の欄を、結婚を考えている人は縁談の欄を中心に読みましょう。
片思いの進め方を考えたいときは、片思いの占いの記事も参考になります。
願望・学問・商売・相場など仕事とお金の項目の読み方
願望は、おみくじを引く前に心の中で思い浮かべたことについての見通しとして読みます。引く前に何を願うかを決めておくと、この欄がぐっと読みやすくなります。願いごとがいくつもあるときは、いちばん気になっているものを一つにしぼって引くのがおススメです。
学問は、勉強や試験、資格の勉強についての項目です。「油断するな」「努力すれば叶う」など、結果より取り組み方について書かれていることが多いので、勉強のしかたを見直すヒントにしましょう。商売は、仕事や取引について書かれた項目と考えましょう。会社員の人は、自分の仕事の進め方についての言葉として読んでもかまいません。
相場は、物の値段の動きや売り買いを指す言葉です。辞書でも、市場の値段や、値動きの差で利益をねらう取引という意味が書かれています。今でいえば、株や投資のことと重ねて読む人もいるでしょう。ただ、おみくじの言葉だけでお金の判断をするのはやめておきましょう。大きなお金を動かすときは、専門家や公的な窓口にも相談してください。
失せ物・旅行・転居・出産・病気・争事の読み方
失せ物は、なくした物が出てくるかどうかの項目です。物だけでなく、なくしかけている自信や気持ちに重ねて読む人もいます。「出づ」「見つかる」なら見つかる見込みがあり、「出ず」なら見つかりにくいと読みます。「低いところ」「家の中」など、探す場所の手がかりが書かれていることもあるので、見落とさないようにしましょう。
旅行と転居は、出かけることや住まいを変えることについての項目です。旅行の欄には「近い方がよし」「西の方よし」のように、方角や距離について書かれていることもあります。「控えよ」と書かれていたら、予定を取りやめるというより、準備や下調べを念入りにする合図として受け取るのがおススメです。
出産と病気は、体についての項目です。「安し」「治る」と書かれていても、体調の判断は医療機関でしてもらいましょう。おみくじは、体を大事にしようと気持ちを切りかえるきっかけとして使うのが安心です。
争事は、ケンカやもめごと、裁判などの争いについての項目です。「勝つ」と書かれていても、相手とこじれるほど強く出るのは避けましょう。法律がからむ争いは、弁護士や公的な相談窓口に相談してください。
和歌(みくじの歌)が書いてあるときの読み方

おみくじの上のほうに、短い和歌が書かれていることがあります。神社本庁のページでも、生活の指針となる和歌を載せているおみくじがあると説明されています。
和歌のあるおみくじでは、吉凶の文字や項目よりも、まず和歌と解説文を読むのがおススメです。和歌には、そのおみくじで伝えたいことがまとめられていることが多いからです。昔の言葉で読みにくいときは、下に添えられた現代語の解説を先に読み、そのあとで和歌に戻ると意味がつかみやすくなります。
吉凶が書かれていないおみくじもあります。たとえば明治神宮の「大御心」は、明治天皇と昭憲皇太后が詠まれた和歌に解説を添えたおみくじです。観光庁の多言語解説文データベースでも、そのように紹介されています。この場合は、和歌の内容をそのまま今の暮らしに当てはめて読みましょう。
恋愛の悩みがあるときのおみくじの読み方

恋愛の悩みがあると、恋愛や縁談の欄の一文だけで気持ちが上下しがちです。次の順番で読むと、落ち着いて受け止めやすくなります。
- 最初に吉凶ではなく、和歌や全体の解説を読む
- 恋愛・縁談・待ち人の3つを並べて読み、共通する言葉を探す
- 「待て」「急ぐな」などの言葉は、自分の行動のどこに当てはまるか考える
- 気になった一文を、スマホのメモや手帳に書き写しておく
- 数か月たったら読み返して、自分の行動とくらべてみる
神社本庁のページでも、おみくじは吉凶の判断だけが目的ではなく、書かれた内容をこれからの生活の指針にすることが大切だと説明されています。引いたあとに読み返して、自分の行動に照らし合わせることもすすめられています。
結果が思っていたより悪かったときは、占いで悪い結果が出たときの考え方も読んでみてください。おみくじの吉凶の並びが気になる人は、おみくじの順番の記事でまとめています。このブログのTOPページでも毎日おみくじを引けます。年始以外でも、TOPページのおみくじで気軽に試してみてください。
よくある質問
縁談の欄は、結婚の予定がない人にも関係ありますか?
関係があると考えてかまいません。今は予定がなくても、これから結婚につながる出会いがあるかどうかの目安として読めます。恋人がいない人は、待ち人の欄とあわせて読むのがおススメです。
おみくじに書いてある項目が少ないのはなぜですか?
おみくじの種類や工夫は、神社・お寺によって違うからです。和歌と解説が中心で項目がないものや、項目が10個以上あるものもあります。気になる項目がなければ、全体の解説から読み取りましょう。
「待ち人来たらず」と出たら、恋人はできないのですか?
そう決めつける必要はありません。おみくじは、その時点での心がまえを示すものと考えるのが自然です。焦って相手を探すより、自分の毎日を整える時期と受け取るとよいでしょう。
引いたおみくじは結ぶのと持ち帰るのとどちらがいいですか?
神社本庁のページでは、境内の結び所に結んで帰る習わしがある一方で、持ち帰っても差し支えないとされています。読み返したい人は、持ち帰って手帳などに挟んでおきましょう。結び方や返し方はおみくじを結ぶ場所と持ち帰り方でまとめています。
まとめ
おみくじの縁談は、結婚につながる話やご縁についての項目です。恋愛は今の関係、縁談は結婚の話と分けて読むとわかりやすくなります。待ち人は恋人に限らず、自分を助けてくれる人も含めて読みましょう。
項目の名前や数は、神社・お寺によって違います。和歌が書かれていれば、和歌と解説を先に読むのがおススメです。良い・悪いだけで終わらせず、書かれた言葉をこれからの行動のヒントとして使いましょう。
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