
初詣でおみくじを引いて「中吉って、吉より上なの?下なの?」と迷ったことはありませんか。友だちと見せ合って、どちらが良かったのか話がかみ合わないこともよくあります。
この記事では、おみくじの順番を表で紹介します。神社本庁の公式サイトが一例として示している並びをもとに、吉と中吉・小吉の関係や、半吉・末吉・平などのめずらしい運勢の意味もまとめました。神社やお寺の情報は、2026年10月時点で各公式サイトに書かれている内容を確認しています。
あわせて、順番が神社・お寺によってちがう理由や、大吉が出たときの受け止め方も解説します。おみくじを引いたあとに読み返すと、書いてある内容を生活に生かしやすくなります。
おみくじの順番は?一般的な並びを表で確認
神社本庁の公式サイトの「おみくじ」のページでは、順番の一例として「大吉→吉→中吉→小吉→末吉→凶」が紹介されています。まずはこの並びを基本として覚えておきましょう。
| 順位 | 運勢 | 読み方 | ざっくりした意味 |
|---|---|---|---|
| 1 | 大吉 | だいきち | 運勢がこの上なく良い |
| 2 | 吉 | きち | 運勢が良い |
| 3 | 中吉 | ちゅうきち | ほどよく良い |
| 4 | 小吉 | しょうきち | 少し縁起が良い |
| 5 | 末吉 | すえきち | あとになって運が開ける |
| 6 | 凶 | きょう | 今は勢いが弱い |
意味の欄は、国語辞典での説明をもとに、わかりやすく言いかえたものです。たとえば末吉は、辞典で「おみくじで、あとになって開ける運」と説明されています。
凶よりさらに悪い運勢として、大凶が入っているおみくじもあります。大凶は辞典で、占いにあらわれる最も悪い相とされている言葉です。ただし、入っているかどうかはおみくじによってちがいます。
おみくじの順番は神社・お寺によってちがう

表の並びは、あくまで一例です。神社本庁のページにも、おみくじの吉凶の種類や順番は神社によってさまざまだと書かれています。同じ「中吉」でも、引いた場所によって位置づけがちがうことがある、ということです。
たとえば、さいたま市の武蔵一宮 氷川神社の公式サイトでは、自社のおみくじを1番から50番までと紹介しています。そのうえで、順番は付いていないとはっきり書かれているのが特徴です。運勢は大吉・吉・末吉・小吉・凶のほかに、平吉や平、吉凶相交などをふくむ14種類が紹介されています。
このように、運勢に上下を付けないおみくじもあれば、独自の運勢を入れているおみくじもあります。お寺のおみくじについても、並びはそれぞれの考え方で決められています。気になるときは、引いた神社やお寺の授与所で聞いてみましょう。社務所の方に「この中吉は、吉より上ですか」とたずねれば、そこのおみくじでの位置を教えてもらえます。
吉と中吉・小吉はどっちが上?
検索でいちばん多い疑問が、「吉と中吉はどっちが上か」「吉と小吉はどっちが上か」です。神社本庁が示す例では、大吉の次が吉で、そのあとに中吉、小吉と続きます。この並びでは、吉は中吉や小吉より上になります。
一方で、吉を中吉や小吉より下に置く並びを紹介している本やサイトもあります。どちらかが正しいというより、おみくじごとに決め方がちがうと考えるのが自然です。
上下がわからないときは、運勢の名前だけで判断しないのがおススメです。本文には、願い事・待ち人・商売・恋愛などの項目ごとに具体的な助言があります。たとえば同じ小吉でも、「急がず時を待て」と書いてあるなら、今は準備の時期と読めます。
半吉・末吉・平などめずらしい運勢の意味
おみくじには、大吉や凶のほかにも、あまり見かけない運勢が入っていることがあります。よく検索されるものを、辞典や神社の公式サイトで確認できた範囲でまとめました。
- 半吉(はんきち):国語辞典では、半分が凶で半分が吉であることと説明されています。まったく見込みがないわけではない、という意味でも使われる言葉です。
- 末吉(すえきち):あとになって運が開けることを表します。今すぐ結果が出なくても、続けるうちに良くなると読めます。
- 末小吉(すえしょうきち):名前のとおり、末吉と小吉を合わせた運勢です。あとから少しずつ良くなる流れとして受け止めるとよいでしょう。
- 平(たいら):武蔵一宮 氷川神社の公式サイトでは、平らかで穏やかな状態なので、今の状態で待つのが良いと説明されています。
- 吉凶相交(きっきょうそうこう):同じく氷川神社の説明では、心がけしだいで吉にも凶にもなる運勢とされています。
半吉や末小吉がどの位置に来るかも、おみくじによってちがいます。順位よりも、その運勢が「今は待つ」「あとで良くなる」など、どんな流れを示しているかに注目しましょう。
おみくじの種類いろいろ

おみくじは、吉凶が書かれた紙のものだけとはかぎりません。神社やお寺ごとに工夫があり、引く楽しみも少しずつちがいます。よく見かける種類を挙げておきます。
- 吉凶のおみくじ:大吉や凶などの運勢と、願い事・待ち人・失せ物などの項目が書かれた、いちばん一般的なものです。
- 和歌のおみくじ:和歌とその解説を読むタイプです。吉凶がないものもあります。
- 恋みくじ:恋愛についての助言が多く書かれたおみくじです。縁結びで知られる神社で見かけます。
- 水みくじ:水にひたすと文字が浮かび上がるおみくじです。
- 干支や動物の置物付きのおみくじ:小さな置物の中におみくじが入っていて、置物は家に飾れます。
和歌のおみくじの例として、明治神宮の公式サイトのよくある質問があります。明治神宮のおみくじ「大御心」は吉凶を占うものではありません。明治天皇と昭憲皇太后のお歌から30首を選び、解説をつけたものだと案内されています。
同じ神社でも、季節によっておみくじの色を変えていたり、期間限定のおみくじを用意していたりすることがあります。お参りのたびに授与所をのぞいてみると、新しい種類に出会えるかもしれません。
このブログでも、TOPページのおみくじで毎日おみくじを引けます。神社に行けない日に、気持ちを切りかえるきっかけとして使ってみてください。
大吉が出たらどうする?

大吉が出ると、うれしくて「もう何もしなくても大丈夫」と思いがちです。けれど、大吉のおみくじにも「油断するな」「おごらず進め」といった注意が書かれていることがあります。運勢の名前だけ見て閉じずに、項目ごとの言葉まで読みましょう。
大吉は、今の流れが良いことを示す運勢です。だからこそ、良い流れのうちに始めたいことを一つ決めておくと、おみくじを引いた意味が生まれます。たとえば、ずっと先のばしにしていた資格の勉強や、会いたかった人への連絡などです。
神社本庁のページでは、おみくじは吉凶を知るためだけに引くものではないと説明されています。内容を今後の生活の指針にすることが大切で、読み返して自分の行動と照らし合わせるよう書かれています。大吉が出たときこそ、書かれた助言を一つ選んで実行するのがおススメです。
大吉のおみくじを結ぶか持ち帰るかは、おみくじは結ぶ?持ち帰る?の記事でくわしくまとめています。反対に凶が出たときの考え方は、おみくじで凶が出たときの記事を読んでみてください。
順番よりも書いてある中身を読むのがおススメ
おみくじの順番を気にしすぎると、「中吉だから微妙」「末吉だからハズレ」と、運勢の名前だけで一喜一憂してしまいます。けれど、おみくじの本文には、今の自分に向けた具体的な言葉が並んでいます。
読むときは、次の順番で見ていくと整理しやすくなります。
- 運勢の名前を見て、全体の流れをつかむ
- 和歌や最初の文章を読んで、今の時期のテーマを知る
- 願い事や恋愛など、気になる項目を読む
- 実行できそうな助言を一つだけ選んでメモする
和歌が書いてあるおみくじは、歌の意味がすぐにわからなくても大丈夫です。解説の文章がついている場合は、そちらを先に読みましょう。そのあとで歌に戻ると、伝えたいことがつかみやすくなります。読み方がわからない言葉は、辞書で調べてメモしておくと、あとで読み返すときに役立ちます。
恋愛の悩みがある人は、恋愛や縁談の項目を、自分の状況に置きかえて読んでみましょう。たとえば「焦らず待て」とあれば、連絡を急がずに様子を見るなど、行動に落としこめます。好きな人とのやりとりで迷っている人は、好きな人へのLINEのタイミングもあわせて読んでみてください。
よくある質問
吉と中吉はどっちが上ですか?
神社本庁が示す一例では、吉が中吉より上です。ただし順番は神社やお寺によってちがいます。確かめたいときは、引いた場所の授与所で聞くのがいちばん確実です。
おみくじは全部で何種類ありますか?
決まった数はありません。大吉から凶までの6種類ほどのものもあれば、武蔵一宮 氷川神社のように14種類の運勢を紹介しているところもあります。吉凶が書かれていない、和歌のおみくじもあります。
平が出たのですが、良いのですか?悪いのですか?
平は、良くも悪くもない穏やかな状態を表す運勢です。氷川神社の公式サイトでは、今の状態で待つのが良いと説明されています。無理に動くより、今の生活を整えることを意識してみましょう。
違う神社でおみくじを引き比べてもいいですか?
引くこと自体に問題はありません。ただ、神社ごとに順番や種類がちがうので、運勢の上下を比べてもあまり意味がありません。それぞれのおみくじに書かれた助言を読むほうが役に立ちます。
まとめ
おみくじの順番は、神社本庁が一例として示す「大吉→吉→中吉→小吉→末吉→凶」を基本に考えるとわかりやすいです。この並びでは、吉は中吉や小吉より上になります。
ただし、順番や種類は神社・お寺によってちがい、順番を付けていないおみくじもあります。迷ったら引いた場所で確認し、運勢の名前よりも、書いてある助言を一つ実行することを大切にしましょう。
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