
おみくじを引いたあと、「これって結んで帰るんだっけ?持って帰っていいんだっけ?」と手が止まったことはありませんか。まわりの人が結んでいると、自分も結ばないといけない気がしてきます。
この記事では、おみくじを結ぶか持ち帰るかについて、神社本庁や神社の公式サイトの説明をもとにまとめました。社寺の情報は、2026年10月時点で各公式サイトに書かれている内容を確認したものです。
大吉のおみくじの扱い、結ぶ場所、持ち歩き方、持ち帰ったおみくじの返し方も紹介します。何回も引いていいのかという疑問にも答えるので、初詣の前に読んでおくと安心です。
おみくじは結ぶ?持ち帰る?どちらでも大丈夫
結論として、おみくじは結んでも持ち帰ってもかまいません。神社本庁の公式サイトのおみくじのページには、境内の結び所に結んで帰る習わしがあると書かれています。そのうえで、持ち帰っても差し支えないとも説明されています。
結ぶ習わしの意味については、神田明神の公式サイトのよくある質問がわかりやすいです。おみくじは結ばなければならないものではないと書かれています。もともとは、自分にとって嫌なことや不都合なことが書いてあるときに、結んで神社に置いて帰るという意味だそうです。
同じ答えの中で、良いことが書いてある場合は持ち帰ってよいとされています。良くないことでも、自分の戒めとして必要なときは持ち帰って大丈夫だそうです。どちらを選ぶかは、おみくじの内容と、自分がどう使いたいかで決めましょう。
家族や友だちと一緒に行くと、「みんな結んでいるから」とまわりに合わせたくなるかもしれません。けれど、おみくじの扱いは人それぞれでかまわないので、自分のおみくじは自分で決めて大丈夫です。
| こんなとき | おススメの扱い方 |
|---|---|
| 良いことが書いてあった | 持ち帰って、ときどき読み返す |
| 嫌なことが書いてあり、気持ちを切りかえたい | 境内のおみくじ結び所に結んで帰る |
| 悪い内容だが、注意点を忘れたくない | 持ち帰って戒めとして読み返す |
| 参拝先に結び方の案内がある | その案内に従う |
大吉は結ぶ?持ち帰る?

大吉が出たときは、持ち帰る人が多い印象があるかもしれません。神田明神の説明にそって考えると、良いことが書いてあるおみくじは、持ち帰ってかまわないものです。大吉を引いたら、手元に置いてときどき読み返すのがおススメです。
大吉のおみくじにも、「油断するな」「人に親切にせよ」など、気をつけることが書かれている場合があります。持ち帰っておけば、調子が良いときほどおごらないよう、自分に言い聞かせる材料になります。
もちろん、「神さまとのご縁を結びたい」という気持ちで、大吉を結んで帰ってもかまいません。どちらでも失礼にはあたらないので、自分が納得できるほうを選びましょう。おみくじの順番や大吉の読み方は、おみくじの順番の記事でくわしく紹介しています。
おみくじを結ぶ場所は境内の「おみくじ結び所」

おみくじを結ぶときは、境内に用意された「おみくじ結び所」や「みくじ掛け」に結びましょう。ひもを何本も張った台や、棒を組んだ棚など、形は神社やお寺によってさまざまです。
おみくじには、木の枝に結んで帰る習わしもあるのをご存じでしょうか。大國魂神社の公式サイトでは、木々の生命力にあやかって、願い事がしっかり結ばれるよう祈りを込めて枝に結んできたと説明されています。そのうえで、境内の木々はすべて御神木だとして、おみくじ結び所に結ぶよう案内しているのが特徴です。
名古屋市の熱田神宮の公式サイトでも、参拝時のお願いとして、樹木の枝を折ったり枝におみくじを結びつけたりすることを控えるよう書かれています。木の枝に結んでよいかどうかは、参拝先のルールに合わせることが大切です。結び所が見つからないときは、授与所でたずねてみましょう。
おみくじの結び方のコツとマナー
おみくじの結び方に、決まった形はありません。初詣の時期は結び所が混みあうので、あいているところを探して手早く結ぶと、後ろの人も待たずにすみます。結び所のひもに、ほどけないように軽く結べば大丈夫です。次の流れでやると、ほかの人のおみくじをじゃませずに結べます。
- おみくじを最後まで読み、気になる言葉を覚えておく
- 内容を残したいときは、結ぶ前にスマホで写真を撮る
- おみくじを縦に細長く折りたたむ
- 結び所のあいている場所を探し、ひもに一回巻きつけて結ぶ
- ほかの人のおみくじを引っぱったり、ほどいたりしない
片手で結ぶと願いがかなう、という話を聞いたことがある人もいるかもしれません。ただ、神社本庁や神社の公式サイトでは、結び方の形について特別な決まりは見当たりませんでした。結び方を気にするより、ていねいに結ぶことを大切にしましょう。
持ち帰ったおみくじの持ち歩き方

持ち帰ったおみくじは、どこにしまってもかまいません。大國魂神社の説明では、心願がかなうまで、おみくじに書かれた教訓を戒めとして持ち歩く方法が紹介されています。持ち歩くなら、次のような場所が便利です。
- 財布:毎日開くので、目に入りやすい場所です。お札と分けて、カード入れなどにはさむと折れにくくなります。
- 手帳:予定を書くたびに読み返せます。年の初めのページにはさんでおくのがおススメです。
- スマホケース:小さくたたんで入れておけば、なくしにくくなります。
- 家の引き出しや神棚の近く:持ち歩かない場合は、決まった場所に置いておくと、あとで返すときに探さずにすみます。
おみくじを持ち歩くときは、雨や汗でぬれないように気をつけましょう。小さなチャック付きの袋や封筒に入れておくと、文字がにじみにくく、長く読み返せます。
恋愛の悩みがある人は、恋愛の項目を手帳に書き写しておくのもよい方法です。好きな人との関係で迷ったときに読み返すと、気持ちを落ち着けるきっかけになります。恋愛運を上げるためにできることは、恋愛運を上げる方法の記事でまとめています。
持ち帰ったおみくじの返し方・捨て方
持ち帰ったおみくじは、願いがかなったときや一年たったときに、神社へ納めるのがおススメです。大國魂神社の公式サイトでは、心願が達成するまで持ち歩き、そのあとで神社へお礼を込めて納めるのが最も良い方法だと説明されています。
納めるときは、境内の古札納所など、古いお札やお守りを受け付けている場所を利用しましょう。神田明神のよくある質問では、古いお札やお守りは、基本的には受けた神社へ返すものとされています。遠くて難しい場合は、郵送やお近くの神社への返納ができる場合もあるそうです。返す前に、その神社に直接たずねるよう案内されています。
納める時期に決まりはありませんが、次の初詣のときに、新しいおみくじを引く前に納めると区切りがつけやすいでしょう。一年間持ち歩いたおみくじを読み返し、書かれていたことをどれだけ実行できたか振り返ってから納めるのもおススメです。
おみくじを受け付けているかどうかも、神社やお寺によってちがいます。ゴミとして捨ててよいかを公式に案内している例は、今回確認した範囲では見つかりませんでした。気になる場合は、捨てる前に近くの神社に相談してみてください。
おみくじは何回も引いていい?
神社本庁のおみくじのページには、引く回数についての決まりは書かれていません。参拝のたびに引いても、同じ日に別の神社で引いても、決まりに反するわけではないと考えられます。
たとえば、初詣で地元の神社と旅行先の神社をめぐり、それぞれでおみくじを引くのも楽しみ方の一つです。神社ごとにおみくじの内容がちがうので、読み比べると新しい気づきがあるかもしれません。
ただ、良い結果が出るまで何度も引き直すと、最初のおみくじの言葉を読まずに終わってしまいます。神社本庁のページでは、おみくじの内容を今後の生活の指針にすることが大切だと書かれています。引いたおみくじは、一枚ずつしっかり読むことを大切にしましょう。
凶が出て引き直したくなったときの考え方は、おみくじで凶が出たときの記事でくわしく解説しています。このブログのTOPページのおみくじでも1日1回おみくじを引けるので、毎日の気持ちの切りかえに使ってみてください。
よくある質問
おみくじを結ぶのは、利き手と反対の手でないといけませんか?
神社本庁や、今回確認した神社の公式サイトでは、そのような決まりは見当たりませんでした。結びやすい手で、ていねいに結べば大丈夫です。
旅行先で引いたおみくじを、地元の神社に返してもいいですか?
神田明神のよくある質問では、お札やお守りは基本的に受けた神社へ返すものとしつつ、近くの神社に返納できる場合もあると案内されています。おみくじも、受け付けてもらえるかを近くの神社に確認してから納めましょう。
去年のおみくじを持ったまま、今年のおみくじを引いてもいいですか?
引いてかまいません。去年のおみくじは、お礼を込めて神社に納めるとよいでしょう。新しいおみくじと読み比べて、一年でできたことを振り返るのもおススメです。
結んだおみくじはどうなるのですか?
扱いは神社やお寺によってちがうので、この記事では決まった答えを書いていません。気になる場合は、参拝先の授与所でたずねてみてください。結んだあとの扱いを知っておくと、安心して結べます。
まとめ
おみくじは、結んで帰っても持ち帰ってもかまいません。神田明神の説明では、嫌なことが書いてあるときに結んで置いて帰るのがもともとの意味で、良いことが書いてあれば持ち帰ってよいとされています。
結ぶときは木の枝ではなく、境内のおみくじ結び所に結びましょう。持ち帰ったおみくじは財布や手帳で持ち歩き、願いがかなったら神社に納めるのがおススメです。参拝先ごとに案内がちがうこともあるので、迷ったら授与所で確認してください。
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